メタルなシェフは呑んべぇランナー

ある日の弁当。




三月から慣れない仕事をしている。

自分の仕事（自営）の空いてる時に手伝ってくれればいいから・・・

と、ありがたいことにあちこちからお声を掛けていただき

三月は、月の半分くらいは出稼ぎしてました。


お手伝いの時は自由にランチってわけにはいかないので

弁当持参。


でもほとんどはお昼ご飯を食べてる時間がないので

作った弁当は夜のつまみになってます（苦笑）





このトシになって慣れない仕事はなかなかいい修行になってます。


一つは土木作業を一週間ほど。

まあこれは身体はキツかったけど同じ建設工事（私は建築）なので

要領はだいたいわかるから気持ちの負担は少なく、

毎日美味しいビールが飲めました(笑)






もう一つは今も継続してる仕事。

これがいい修行！


やる気は全開なんだけど要領がつかめずモタモタしてると

「邪魔！」と小突かれたり、

毎日のように注意されたり尻を叩かれてばかり（汗）


身体は、夜中に足がツったり膝が曲がらなくなったりと辛かったんですが

そっちよりも心の方がしんどかったですね。



そんなことで最初は思うようにいかず落ち込むことも多かったけど、

嬉しいこともありました。


毎日もたつきながらもそれでも「全力で！」という思いで作業をしていたら

見てくれてる人も居るんですねぇ～・・・・




ある日、仕事が終わって帰り際「お疲れ様でした！」と声を掛けて帰ろうとすると、

そこにはリーダーたちが集まっていて、その日に一緒になったリーダーが他の仲間に

「あの人、コバヤシさんと言ってなかなか頑張ってくれてるんですよ。助かってます。」と、

小さな声でみなさんに紹介してるのが聞こえたんです。



その日はハードな内容でみんなに付いていくのが精一杯！

それでも自分の中での全力だけは出そうと思ってやったけど

もっと頑張らなくちゃなぁ～なんて気持ちを持ちつつ帰ろうとしたところにその言葉。



何だか泣けてきました・・・・



それだけの言葉なんですが私にはもうそれだけで充分。

なにか救われたような報われたようなそんな一言でした。




まだまだ学ぶことは多いですね。