ピット工事

ゆたか

2012年07月01日 09:05

「ピット枠」の取り付け工事を行った。

ピット?
聞きなれない言葉だと思うが、
「溝」のことで溝にフタを掛けるための「枠」の取り付け工事です。

その「溝」ですが床に設けた溝で、厨房だったら配水のための溝(配水ピット)、
事務所や店舗のフロアーには電線を通す溝(配線ピット)、
また設備の配管を通す溝(配管ピット)があります。



今回行った工事は、
電気用の配線を通す「配線ピット」です。

コンクリートに埋まってるシルバーの枠がそうです。

コンクリートを打つ前に宙に浮いた状態で水平・幅を見ながら
溶接で取り付けていきます。

この枠を取り付けたらそこにフタをします。
店舗だったら周りの床材と同じものをプレートに貼ったりします。

今回は電気設備の建物なので頑丈なステンレスの縞鋼板のフタ。



こんな変わった形をした部分も。
現場で加工しなければいけない箇所もありその加工担当は私です。
最初は上手くいかなくて時間がかかりましたが
終わる頃には会得しました!(遅いよ!)



金物工事ってすごく種類が多いので
20年以上やっててもなかなか覚えられません・・・
そのためカタログも何十冊!

20年で1回だけしか工事してない製品も多々。
一つ覚えたら新しいものが出てきたり、キリがありません・・・

それがまた面白みでもあるんですけどね。


日々精進してまいりたいと思います!

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